市ケ尾地区家庭防災員 HUG研修
市ケ尾地区の家庭防災員を対象に
HUG(避難所運営ゲーム)研修を
青葉区社協にて開催しました。
HUGは避難所運営を皆で考える
静岡県発祥のゲームです!
年齢・性別・国籍・介護度・障がい・
病気などが書かれた避難者のカードを
避難所の体育館や教室の平面図に
どのように配置できるかグループで考えるゲームです。
このゲームを通して
災害時の要援護者の配慮・
日ごろの地域の関係づくりなどを
話し合うことができます
実際に4グループに分かれて実践!
次々と読み上げられる
避難者やイベント発生のカードを
迅速に対応していきます。
様々な事情を抱えた方々への配慮や
ペットの受け入れやトイレの使用など
避難所のソフト面からハード面までを
グループで意見交換しながらゲームを進めていきます。
100枚以上のカードを読み上げた後
それぞれのグループで振り返り。
「迷ったところ」「工夫したところ」など
振返った内容を全体で共有しました。
まとめの時間で区役所の事業企画担当より
市ケ尾地区の地域福祉保健計画をご紹介。
市ケ尾の地域の皆さんが作った福祉保健計画にも
防災の取組を推進していく内容があり
まさに今回の家庭防災員のHUG研修が
計画推進の取組になることをお伝えしました
最後に家庭防災員の会長より
市ケ尾地区の防災拠点の現在の取組について
話をしていただきました。
参加者の感想(アンケート)より
「防災訓練にて避難者受入の訓練はしたが、
HUGのように多様な人の想定はしなかった」
「今後小さな範囲・組単位でHUGを実施してほしい」
「HUGは年数回実施して、できるだけ多くの住民が
困難さを実体験する必要があると思いました」
など日頃のつながりの大切さや
避難所での様々な立場の方への支援についての
話し合いの重要性などを
改めて感じた内容が多くありました。
市ケ尾地区の家庭防災員の皆様
HUG研修の実施を提案していただき
ありがとうございました。
今後も区社協が
地域の防災や助け合い活動の
お手伝いができればと思っております。